国際勝共連合・渡辺芳雄副会長は、9月14日(木)、「国際社会の力で北朝鮮核放棄実現へ」と題して、町田駅頭で街頭演説を行った。
北朝鮮が9月3日、核実験を強行。大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に「完全に成功した」と発表した。これを受けて安倍晋三首相は記者会見で 「断じて容認できない。我が国の安全に対する重大かつ差し迫った、新たな段階 の脅威だ。北朝鮮に対して厳重に抗議し、最も強い言葉で断固として非難する」 と語った。国際勝共連合も同様に、北朝鮮の核保有を断じて認めないことを表明する。
万が一、国際社会が北朝鮮の「核保有」を許してしまえば、中東国家やテロ組織も含めた更なる核拡散の危険性が一気に高まる。同時に、韓国や日本国内でも核保有論が高まり、国内世論の分裂、日米韓の分断工作に利用されかねない。また、異常ともいえる「開発速度」の背景には中国・ロシアの技術協力があったとの指摘にも注視すべきだ。
選択肢はただ一つ、国連全加盟国による徹底した経済制裁の遂行である。今後、対話があるとすれば、「核放棄」を前提としたものでなければならない。