【第一章】共産主義とは何か
①資本主義との比較
…共産主義が実現すると国家が消滅する
②共産主義の排他的暴力性
…“暴力革命が唯一の選択肢だ! ”と訴え続けたマルクス
③共産主義の人間観
…働かざる者食うべからず!? 人間の本質は労働か
④共産主義の階級闘争史観
…なぜ共産党の人は話が通じないのか
⑤マルクスの動機
…神と社会への復讐を果たすまで闘争は終わらない
⑥日本の「リベラル」とは、共産主義者である
…「左翼」とは呼ばれたくない人たち
※本特集は各節3分程度で読める文量で構成されています。
基本的には最初から読み進めて頂くのをお薦めしますが、興味あるところから呼んで頂いても結構です。
<プロローグ> 共産主義問題は「日本社会の課題」と表裏一体
日本の平和と繁栄は無条件に、そしていつまでも続くものだーー。
多くの方が、そう思ってきたのではないでしょうか。
実はそうではありません。日本は今、大きな危機に直面しています。これまでに積み重ねられてきたものが、あっという間に失われてしまうことがありえるのです。
たとえば日本は戦後、平和を求め、軍隊を持たず、問題が起きれば話し合いで解決すればよいと考えてきました。そしてその間に、中国や北朝鮮が軍事力を急激に増強させてきました。日本がこれまでと同じ考えを続ければ、いずれ取返しのつかない事態に陥るでしょう。
また戦後の日本は、一貫して民主化に取り組んできました。しかしその一方で、行き過ぎた個人主義が大きな問題になっています。特に深刻なのが、若い世代で結婚や家庭に関心を持たなくなってきていることです。このままでは、社会保障などの国の制度が根幹から崩れてしまうかもしれません。行き過ぎた個人主義が、国を内側から滅ぼしてしまうのです。
実はこれらに共通するのは、共産主義の問題です。皆さんの中には、「共産主義といわれてもよくわからない」という方も多いでしょう。しかしその影響が、日本の未来を着実にむしばんでいるのです。
東西冷戦時代、国際勝共連合は、共産主義・社会主義の間違いを訴え、日本の共産化・社会主義化を阻止する運動を推進し闘ってきたのが国際勝共連合であった
私たちはこのことについて、50年以上にわたって警鐘を鳴らし続けてきました。日本が平和と安全、そして繁栄を維持するには、この問題を必ず克服しなければなりません。
まず、共産主義とは何なのか。それをはっきりと理解してもらいたいと思います。
【第一章】共産主義とは何か
(プロローグ)
①資本主義との比較
…共産主義が実現すると国家が消滅する
②共産主義の排他的暴力性
…“暴力革命が唯一の選択肢だ! ”と訴え続けたマルクス
③共産主義の人間観
…働かざる者食うべからず!? 人間の本質は労働か
④共産主義の階級闘争史観
…なぜ共産党の人は話が通じないのか
⑤マルクスの動機
…神と社会への復讐を果たすまで闘争は終わらない
⑥日本の「リベラル」とは、共産主義者である
…「左翼」とは呼ばれたくない人たち