【第二章】迫りくる共産主義の脅威
体制共産主義の脅威
①中国の軍事的脅威
…中国の狙い、拡張し続ける軍事力、戦争は始まっている、人権弾圧の実態
②危険な北朝鮮
…拉致問題、核ミサイル問題
文化共産主義の脅威
①ジェンダーフリーについて
②同性婚について
<プロローグ> 私たちの暮らしを脅かす共産主義
日本のすぐ隣に中国と北朝鮮という国があります。沖縄や福岡からは東京よりも近い距離に位置しています。そしてその二つの国に共通するのが共産主義国家であるということです。
共産主義国家は、日本のような民主主義国家とは根本から異なります。共産党が政府や裁判所、警察や軍隊など、あらゆる国の機関の上にあるのです。もちろん共産党(北朝鮮では朝鮮労働党)への批判は絶対に許されません。一党独裁体制の維持のために大変な人権弾圧が今も続いています。
そして彼らは自国のみならず、世界中が共産主義国家になるべきだと考えます。これを「世界共産化」と呼んでいます。特に中国が軍事力を急増させているのはこのためです。
共産主義思想に基づき、国内では独裁体制を維持し、国際社会では世界の共産化を目指す。このことが両国の憲法に明記されています。ただの独裁政権ではありません。このような国を、私たちは体制共産主義と呼んでいます。
私たちは戦争は決して望みません。できるだけ避けるべきだと考えています。しかし日本が中国や北朝鮮の支配下に入る、あるいはその脅迫のもとに生きながらえるというようなことは絶対にあってはなりません。人間性が根幹から失われてしまうからです。
それを防ぐための最大限の努力をしなければなりません。軍事力の増強もその一つです。決して戦争をするためではありません。体制共産主義の脅威から日本を守るために、何が必要なのかを真剣に考えなければなりません。
また国内では、個人主義をことさらに強調し、伝統的な家族制度を否定する思想が広がりつつあります。特に若い人たちの間で、結婚や家庭に関心を持たない人が増えてきました。この思想の影響を強く受けているのです。このままでは日本は内側から滅んでしまうかもしれません。
この思想は、決して民主主義が成熟して生まれたのではありません。家族制度を敵視する、はっきりとした思想があるのです。そしてこの思想は、実は共産主義から派生して生まれました。私たちはこれを文化共産主義と呼んでいます。
日本の平和と繁栄は無条件に、そしていつまでも続くものだ。多くの方がこれまでそう思ってきたかもしれません。しかし日本は今、大きな危機に直面しています。共産主義の脅威が日本の未来を着実にむしばんでいるのです。
私たちはこのことについて、50年にわたって警鐘を鳴らし続けてきました。日本が平和と安全、そして繁栄を維持するには、この問題を必ず克服しなければなりません。
【第二章】迫りくる共産主義の脅威(プロローグ)
体制共産主義の脅威
①中国の軍事的脅威(中国共産党とは?)
…中国の狙い、拡張し続ける軍事力、戦争は始まっている、人権弾圧の実態
②危険な北朝鮮
…拉致問題、核ミサイル問題
文化共産主義の脅威
①ジェンダーフリーについて
②同性婚について