本連合からの「再公開質問状」(12月16日付)に対する朝日新聞側の回答を受け、「再々公開質問状」を送付した。以下に掲載する。
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令和7年12月25日
再 々 公 開 質 問 状
朝日新聞社 代表取締役社長 角田 克 殿
朝日新聞出版 書籍編集部長 宇都宮 健太朗 殿
朝日新聞記者 蔵前 勝久 殿
国際勝共連合 会長
渡邊 芳雄
本連合からの「再公開質問状」(12月16日付)に対して、朝日新聞出版書籍編集部長からの回答を受け取った(同月19日)。以下に再掲する(太字は本連合による)。
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朝日新書『日本政治と宗教団体』で記載に誤りがありましたこと、あらためてお詫びいたします。ご質問について、書籍の発行元である朝日新聞出版より回答させていただきます。
A氏や衆院議員に関する記載は、いずれも匿名報道を条件として、情報提供者に応じていただいた取材によるものです。記載内容は確かなものですが、取材経緯や氏名をお伝えすることは差し控えさせていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
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前回の「再公開質問状」でも明記した通り、本書に記されたような経歴――衆院議員の秘書 → 自民党公認で県議選出馬 →「当選を重ね、党県連の幹部」(p.169)――を有する本連合の「地元組織の幹部」など、全国どこにも存在していない。そこで改めて、朝日新聞社にも併せて質問する。
1 本書に登場するA氏について、「記載内容は確かなもの」とのことだが、その取材の裏付けはどのように行ったのか? まさか裏付けなく、その「情報提供者」の証言だけによるものではないのか?
2 本書発行に当たり、本連合の「地方組織の幹部」であるはずのA氏の取材の裏付けのために、なぜ本連合に確認を取らなかったのか?
3 本書に対する本連合のこれまでの追及を踏まえ、著者である蔵前記者の取材とその裏付けをどのように考えているのか、朝日新聞社としての考えをぜひ教えてほしい。
年末年始を挟むことから、来年1月8日までに、下記の住所宛てに文書での回答を求める。なお、本質問状は、本連合のウェブサイトで公開させていただく。
国際勝共連合
(住所や連絡先は省略)
以上