国際勝共連合会長 梶栗正義

勝共50周年、新たな出発を

 命がけの反共・勝共運動、多くの国民・有識者に賛同頂く

  国際勝共連合は4月1日、創立50周年を迎えました。1960年代末、共産勢力はアジアと世界で勢いを増し、国内でも「革命前夜」の様相を呈しておりました。提唱者文鮮明師は、共産勢力の核心は思想であり、その思想を批判・克服しなければ世界を防備することができないこと、そして国際的連帯が必要である、と訴えられました。その提言を契機に始動したのが勝共運動でした。

   共産党との公開理論戦を展開し、「共産主義は間違っている」と大学内や街頭で訴えたのです。この命がけの運動に対して、政界、学界、経済界、法曹界など、各界の指導者層や国民レベルまで、多くの支持者があつまり、80年代半ばには勝共国民運動が一定の評価と影響力を持つようになったのです。

 

   その後、韓国や米国との連携を強化。特にレーガン政権による強いアメリカの再生を支え、ソ連を中心とする共産陣営を追い込みました。そして冷戦は終焉しました。

   東西冷戦の終焉からおよそ30年が経過しました。しかし共産主義による「脅威」は未だ存在しております。それどころか、より深刻な事態を引き起こしているといわざるを得ません。喫緊の課題は北朝鮮の核・ミサイル問題であり、中長期には中国が目指す世界的覇権確立の動きです。「新冷戦」といえる状況です。

 

共産主義勢力との闘いの本質は思想戦であり、信念の闘いだ

   しかし共産党独裁体制に未来はありません。日本、米国、韓国の連携と国際社会の協力により、この脅威に対備、克服していかなければならないのです。

   一方、わが国を含む民主主義国において、個人の人権と多様な文化の形成を掲げて、歴史的伝統やその担い手を徹底批判する動きが広がっています。その主張は、無神論・反宗教、家庭の価値批判へと人々を誘導する、マルクス主義を源流とする「文化共産主義」の策動なのです。自由と民主主義の仕組みを利用して拡散しており、その結実の一つが同性婚合法化の広がりといえるでしょう。

 

   共産主義勢力との闘いの本質は思想戦であり、信念の闘いです。そして、勝利を決定づけるのは明確な思想を基礎とする具体的活動で、どれだけ多くの人々との合意形成、即ち国民的基盤を実現できるかにかかっていると考えております。

   今年はまさに正念場の一年です。東アジア情勢と共に、少子化、いじめ・虐待、子供の貧困などへの対応が待ったなしの状況にあります。その為には家庭の価値と家族保護重視の諸政策、そして憲法改正の実現が要となります。そして今年は明治維新150周年でもあります。高い志で団結し激動期の国難を克服した先人達の知恵と精神に学びつつ、新たな出発の1年としたいと思います。 

国際勝共連合会長 梶栗正義

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