立憲・辻元清美氏と極左「関西生コン」の闇を徹底追及せよ

 

 桜田義孝五輪担当相への野党とメディアの揚げ足取りが酷くかった。

 

 白血病を告白した池江璃花子選手に関しぶら下がり会見で「治療に専念を」と繰り返す大臣に記者が「五輪への影響は?」と罠のような質問を浴びせ「盛り上がらなくなる」発言を引き出して切り取り「問題発言だ」と拡散。さらにこの発言を巡り桜田氏が審議に遅刻したと大騒ぎ。本来の質問者(今井雅人議員)による桜田氏への質問開始時間に2分遅れただけだが、残りが後回しで質問が繰り上げられた。桜田氏は2分遅れで現れると、これに野党が逆上し、2分の遅れで5時間にわたり審議を拒否した。

 

 これに加え野党は、厚労省の勤労統計不正問題を追及し、「ネモトが問題」などと根本匠厚労相(桜田五輪相も)の辞任を要求。

立憲・辻元清美氏に外国人から違法な政治献金が発覚

 

 その最中、立憲民主党の辻元清美国対委員長の政治資金規正法違反が「夕刊フジ」(2月6日)のスクープから浮上。韓国籍の弁護士から大阪府高槻市の辻元氏の政治団体の収支報告書に2013年と14年の2度にわたり政治献金を受けた記載があり、14年分は削除されていたが、13年分は記載されたままで違法状態だった。このフジの指摘に辻元氏側は当該弁護士に返金処理したという。

 

関生との関係が指摘される辻元清美氏。

 

 辻元氏には社民党時代に、秘書給与詐欺事件で逮捕・懲役2年執行猶予5年の有罪となる「前科」があるが、今回の外国人献金以上のカネにまつわる深い闇が明らかにされていない。ネット上にもその「黒い噂」が溢れているが、そのほとんどは「デマ」だとして逐一自身の公式ホームページで「反論」している。だが、辻元氏本人に都合のよい「釈明」をしているだけで、反論と呼べるものにはなっていない。

 フジサンケイグループが辻元批判に執着しているのは、安倍政権支援というより、阪神大震災で「自衛隊支援物資を受け取るな」というビラを辻元氏らがまいたとする産経新聞の記事を名誉毀損で訴訟となり、産経が敗訴し「仁義なき戦い」が続いているのだ。

 

 だが、「森友学園」問題で籠池夫人と安倍昭恵夫人とのメール応答から浮上した辻元氏と「連帯ユニオン関西地区生コン支部」との関係はまさに暴かれざる「闇」と言える。

 

 

騙されるな「関生」は極左勢力運動の「隠れ蓑」である

 

 この件についてネットTVで追及するのが評論家の須田慎一郎氏。

 積水ハウスなど大手ゼネコンが関西生コンに「道路使用許可取ってるか」と因縁をつけられ、自分たちの生コンを買えと脅迫されたというやり口でヤクザまがいの手法という。このため昨年8月から「生コン界のドン」と呼ばれた関西生コン支部の武建一執行委員長ら幹部らが今年にかけ総勢50人もの逮捕者を出しているのだ。

 

 須田氏によると辻元氏は武被告を「大阪のお父ちゃん」と呼ぶほどの関係の深い仲という。辻元氏は関西生コン支部が傘下の「全日本建設運輸連帯労働組合」から1998年に50万円を受領し、99年分の収支報告書に個人の寄付として連帯労組や関生支部関係者と見られる5人から50万円ずつ、計250万円を受け取っていたことを認め、当初は「献金を受け取った事実はない」と嘘をついていたことが明らかとなった。

 問題は、この「関生」が単なる労働組合というより、極左勢力の政治運動の「隠れ蓑」になっていることだ。

 

 

 

 2月8日、「全日本建設運輸連帯労働組合」が東京で「関西生コン弾圧事件」緊急集会を開いた。「逮捕は国家による弾圧」として問題提起したのは秘密保護法・共謀罪対策弁護団共同代表の海渡雄一弁護士だ。国連報告者を日本に招聘しグリーンピース元理事長にして社民党・福島瑞穂元党首の事実婚の夫である。「関生」の宣伝車にはハングル看板を掲げ、在日コリアンの組合員も多い。

 

 沖縄の辺野古反対闘争にもしばしば「出動」し目撃される。「関生」では「日韓連帯」も謳うが、それは反米反基地で在日米軍の撤退を訴える極めて政治的な主張だ。

「反ヘイトスピーチ法」を隠れ蓑に、恣意的に反日親北の政治運動をしているなら、それはまさに「外患誘致」に抵触する。そんな勢力への毅然たる措置は待ったなしである

 

 

 

 

思想新聞「文化共産主義に警戒を」3月1日号より掲載のニュースは本紙にて)

3月1日号 米中貿易協議「延長か関税引き上げか」/ 勝共50週年記念鹿児島大会 / 主張「自衛官募集を自治体の義務にせよ」 etc

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