共産党消滅は歴史の流れー日本共産党の不思議⑤

日本にまだあること自体が不思議?

 

 

 

 

 共産党中央委員会の「ロシア革命100年と社会主義を考える」(「しんぶん赤旗」2017年11月7日付)では、社会主義の未来について以下のように述べています。

  

 日本が社会主義の道に歩みだした際には、極めて豊かで壮大な展望が開けています。日本は世界有数の発達した資本主義国で、巨大な経済力を持っています。社会主義への道を進む場合には、その経済力の水準を引き継ぐことになり、中国のような経済の急成長とそれに伴う社会的諸矛盾の拡大は決しておこらないでしょう。  

 

 共産党はまた、

 「資本主義時代の高度な経済的・社会的な達成を踏まえて、社会主義的変革に本格的に取り組んだ経験はなかった。発達した資本主義の国での社会主義・共産主義への前進を目指す取り組みは、21世紀の新しい世界史的な課題である」(共産党綱領)と述べています。

 
 

 発達した資本主義国は日本だけではありません。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアなども挙げることができます。「共産党」はどうなっているのでしょうか。

 

 アメリカでは、1954年8月19日、「共産主義者取締法案」が両院を通過し、大統領が署名しました。ドイツは戦後、共産党を違憲としています。イギリスでは共産主義(マルクス・レーニン主義)は定着せず排除されています。

 

 イタリアフランスでは戦後、共産党は残りましたがソ連崩壊後に衰亡の一途をたどり、イタリアではすでに消滅。フランスは、共産党総書記ピエール・ローレン氏が6月26日、一年以内にフランス共産党は消滅すると自ら宣言したのです。来年の解散を予定し、新たな名称で新党を立ち上げようとしているのです。

 フランス共産党は、中国や日本共産党よりも早い1920年に創設し、以来ソ連の援助を受け、かつてフランス最大の野党までのぼりつめました。しかしソ連解体で急激に求心力を失い、衰退の一途をたどったのです。

 

 

 前後しますがドイツについて補足しておきます。戦前のドイツ社会民主党は共産主義を容認していました。しかし1959年11月、臨時党大会(ゴーテスベルク)を開催し、新綱領を採択しました。それはマルクス主義との絶縁を意味するものだったのです。

 

 西ドイツ(当時)はドイツ基本法(1949年5月23日公布)第21条第2項によって、憲法裁判所によって社会主義ライヒ党(ナチスの後継政党)とドイツ共産党の二つの政党が解散させられています。

 

 やはり、日本がおかしいのです。

 

 

 

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特集「さよなら、日本共産党」
民主主義国なのに、なぜ共産党が存在しているの? >> 記事を読む


共産党がとる行動は、総じて日本を貶める為の工作活動に他なりません。
共産党と野党統一候補を指向する立憲民主党も
やはり共産主義の影響下にあります。

立憲 枝野幸男代表は核マルから献金をもらっており
過激派との深い繋がりが指摘されています(国会答弁)。

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