共産党綱領の「一、戦前の日本社会と日本共産党」の(二)に
「党は、ロシア革命と中国革命にたいする日本帝国主義の干渉戦争、中国にたいする侵略戦争に反対し、世界とアジアの平和のためにたたかった」とあります。
そこで、共産党にとっての戦争反対、世界の平和とは、歴史的にどのような意味を持っていたのかを明らかにします。
共産党は「戦前から戦争に反対した」と主張します。それも唯一の政党と表現するのです。
その為、共産党=反戦・平和の政党、という認識が広がってしまいました。
「しんぶん赤旗」に登場する著名人たちのほとんどが、共産党を支持する理由として、平和の党だから、と述べていることからもわかります。
しかし実際には、共産党が戦争反対を主張したのは、ソ連を守り、中国の共産革命を支援し、日本での革命を成功させるためでした。
ロシア革命の時と同じように反戦・平和を叫んで、自分の国が関わる戦争を敗戦に導く狙いです。
生じた混乱状態を利用して内乱を引き起こし、革命へとつなげようとしたのです。
コミンテルン(共産党の国際組織)は1928 年の第6回大会で、帝国主義戦争でソ連が脅かされそうになったら、各国の同志は自国の敗北だけではなく、ソ連の勝利のために戦うようにと決議しました。
これを受けて日本に革命指令が来ました。それが「32 年テーゼ(綱領)」です。
その内容は、「帝国主義戦争反対。帝国主義戦争を内乱に転化せよ」「ソビエト同盟と中国革命を守れ」「革命的階級は反革命的戦争(注・対ソ戦)の場合は、ただ自国政府の敗北を」などというものでした。
結局、日本共産党の反戦・平和はあくまで共産主義、ソ連の為のものだったのです。
また、ある意味で共産党は、戦後唯一「戦争」に加担した政党だったといえます(梅澤昇平氏 Hanada2016年10 月号)。
1950年6月25日、朝鮮戦争が勃発します。
ソ連は北朝鮮を支援し、在日米軍を弱らせるために日本共産党に武装闘争の指令を出したのです。
共産党はこの指令にもとづき、各地で武装闘争を展開します。
「中核自衛隊」「山村工作隊」などを作り、火炎瓶などを使用して全国の交番 69 カ所を襲撃したといわれています。
分派がやったなどとの言い訳は通用しません。
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特集「さよなら、日本共産党」
民主主義国なのに、なぜ共産党が存在しているの? >> 記事を読む
共産党がとる行動は、総じて日本を貶める為の工作活動に他なりません。
共産党と野党統一候補を指向する立憲民主党も
やはり共産主義の影響下にあります。
立憲 枝野幸男代表は核マルから献金をもらっており
過激派との深い繋がりが指摘されています(国会答弁)。