共産党の志位和夫氏は20年間も委員長をしていますが、任期はないのでしょうか。
他のどの政党も、大体、党首の任期は決まっています。
共産党の党規約には、民主主義の未来のために努力しようとする人々に門戸を開き、党の意思決定は民主的な議論を尽くすとあります。
しかし実際は、とても「民主的手続き」とは言えない方法によって党大会の代議員や党の役員が決められているのです。
規約の第三条には「民主集中制を組織の原則とする」とあります。筆坂秀世氏(元共産党書記長代行)は、共産党の民主集中制の一番の特徴は、「横の連携を一切取ってはならない」ということだ、と指摘しました。
氏によれば、一つの支部(3人以上で構成)があり、別なところにもう一つの支部があるとすると、両支部間の交流は絶対禁止。たとえ夫婦でも、支部が違えば組織の会話をしてはならないというのです。もし誰かが警察に捕まっても、芋づる式に他の党員が挙げられないようにするためなのです。
党員は、所属する党組織(末端は党員3人以上の党支部)の、一級上の党機関に関する代議員や役員しか選挙できません。「立候補」も認められていますが、代議員や役員の候補は党機関執行部があらかじめリスト化し、選挙ではこのリストに○×付けする信任投票なのです。機関は上から中央委員会、都道府県委員会、地区委員会、支部委員会とあります。
このような形を何段階か繰り返して選ばれた代議員たちが2~4年に1度の全国的な党大会で中央委員会の役員を選出します。支部、地区党会議、都道府県党会議でふるいにかけられてきた代議員に、党中央への批判的な者が入っている可能性はほぼゼロとなります。
党大会に提出される中央委員会の候補者リストは、最高指導者たちが決め、代議員は信任投票をするだけ。
さらに、最高指導者たちの意のままに選ばれた中央委員の最初の会議で、その上の幹部会委員として口頭で推薦された人たちを、拍手で承認。次の幹部会委員の最初の会議でも同じ繰り返しで常任幹部会委員を選出するのです。結局、党のトップは自分を含め、役員をいつまでも再任させることができるのです。これが、志位氏が20年間も委員長であり続けている理由なのです。
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特集「さよなら、日本共産党」
民主主義国なのに、なぜ共産党が存在しているの? >> 記事を読む
共産党がとる行動は、総じて日本を貶める為の工作活動に他なりません。
共産党と野党統一候補を指向する立憲民主党も
やはり共産主義の影響下にあります。
立憲 枝野幸男代表は核マルから献金をもらっており
過激派との深い繋がりが指摘されています(国会答弁)。